愛媛松山から高知へ行くのに、高速を利用していくのだが、途中でどうしても立ち寄りたかったのが、徳島県の大歩危小歩危にある
「かずら橋」「しょんべん小僧」。
だがしかし・・・この日は前日からの寒冷前線で、積雪注意の電光掲示板。道路状況もままならない。だけど、大歩危小歩危には行きたい。四国道三好ICで租谷口から登っていく。案の定積雪。
スタッドレスが生きる。履いててよかったです。しかし、時間的に「かずら橋・しょんべん小僧」へ行く事はできず、それを却下しもう一箇所入ってみたかった温泉峡まで。やっとこさ到着。すでに、真っ白。そして夕刻うすぐらい。これでは、かずら橋ではあしを滑らせてしまうくらいの積雪でした。
まず、ここが温泉のカテゴリの中で「秘湯」の類にはいる事は知らなかった。そもそも、ゴンドラに乗って山間の谷間にある川べりへ降りるなんて・・・。考えただけでもゾクゾクします。久々のHitです。
ホテル租谷温泉の受付ロビーにて。到着が夕刻だったので、時間的に入れるかを確認すると、「入れます」と返答。
だが「今日の天候でしょ・・ちよっと温(ぬる)いかもと・・・」
「いえいえ構いません」
「入ることが目的なんで」とか言ったかどうかは覚えていないが、入浴代金を支払い、専用ゴンドラにて谷底へ。係りのおじさんは居るが、入ったら、「自分で扉閉めて、ボタン押してね」ですって。さぁ〜セルフサービスのケーブルカーで。いざ、秘湯温泉えぇ〜。
あとから判ったのですが、ケーブルカーで入る露天風呂として非常に有名らしいです。
たたたはこれで、2箇所目かな?一箇所目は、スーパー銭湯でしたけどね。熊本県芦北郡津奈木町の「四季彩」です。 でも楽しかった事と、景色が良かったのを覚えています。
さてさて、創業当時はロープウエイが無く,渓谷の温泉まで片道40分から60分かけて歩いていたようです。
大変ですねぇ〜。 外来浴は1500円もします。ですが、ケーブルカーに乗れることを考えれば安いのかも・・・。
で、夕刻、それに道路積雪。んでもって、寒い。
でも、温泉だし、名が知れているようだから、たくさん湯治客がいるんだろうと・・・思いきや貸切!!
宿泊客も、もちろんロビーに居ましたが、渓谷の温泉にはだれもいない。
で、寒いのを我慢しながらに脱衣所で裸になり、いざ湯船にぃ〜。
「暖かくない」
湯の温度は39度前後ということらしいんだけど、自分には、全然冷たく感じました。
ヤバイ風邪引く。 源泉そのままの加熱なし温泉なので仕方ないこと・・・とはいえ、このままでは体が暖まりません。
誰も居なかったので、湯口に近づく。少し、ほんの気持ち程度は暖かいが、全く持って温まらない。
夏は良いんでしょうね。泉質は単純硫化水素泉ですし。肌すべすべにさっぱりなるんでしょうね。
でも、今回は季節が悪かった。だけど、次回のレポまでは、★5つです。
この日、この道を通って、高知方面に行くには・・・。そろそろチェーン規制がかかるという峠を越えないといけない。
雪は相変わらず降っている。 旅館の人に、「いまから高知まで行きたいんですけど・・」 とたずねたんですけど、
やっぱり道路状況は詳しくは判らないらしい。
今日は、高知でかつおのたたきを食べる予定・・・でも予定だし・・・。 でも、
途中でアクシデントにあったら・・・旅先だし、夜だし、山道だし・・・心細い。
ホテルの人に・・・
「今日、部屋空いてます?」
「はい、空いてますよ」
「一泊いくらですか?」
「お一人様、1万●●●●円です。」
さぁ、ハンドルを握って出発だ・・・行くぞ、高知。